日々の果てまで
小川 葉

かつて絆という
名前があったように
離れてしまった言葉の
名前を呼び続ける
声と声が平行して
共鳴する音色は
美しくせつなくて
呼び方は違っても
意味は等しく
軌跡となり
記される
日々の果てまで


自由詩 日々の果てまで Copyright 小川 葉 2007-10-01 23:07:25
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