。中心。
シュガー・ソレイユ

自分が中心部で

生まれたときから共にある

もしかしたら羊水の海からかもしれないけれど

光を得て

闇を育む


闇にのみ込まれそうに

幾度も嵐を超え

凪を迎え


夜の海の

闇の海面から底を探る


雷(いかずち)の降る中を

手を広げ、木になる勇気の芽は

まだ心に芽生えないけれど


まだ道は続く

大海も

大宇宙も


ジャングルも

過去のつながりも

地中の積み重なりも


人の心の

いろいろも


私も人に産まれて

人の形を持ち

今、心で、自分の中心にいる


いつかは心がぶれたけれど

中心に戻ってきたから・・・

大切にして、ここから旅に出て、

また帰ってこよう。

。中心。 だから







自由詩 。中心。 Copyright シュガー・ソレイユ 2007-09-30 13:20:28
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