今日、分かったこと。ちょっと安心した
初代ドリンク嬢

 (カテゴリの分け方が難しい。これはここでいいのかちょっと不安です。)

 小さい頃の私はとても気難しい子供だった。好き嫌いも激しく、頑固で、寝つきも悪かった。よく親に「山の中の一軒家で暮らせ!」と言われたけど、今となってはそれはまさに私にとってのベストの生活なのだろうと思う。
 人と話すのは苦手。無理やりしゃべっていると涙が出てくる。本当はしゃべりたくないから。若い頃幼馴染に「あなたは人間が嫌いなの?」と聞かれたことがあった。「うん」と言うことも出来ずでも、「違うよお」って言うこともできなかった。

 人とかかわらないと生活できない世の中はわたしにとってとても生きにくい。私は食欲もないし、物欲も少ない。毎日昼ねのことばかり考えているから、お昼間に来る宅急便やら集金やらを私は心から憎むことが出来る。

 でも、今日急に分かった。

 ずっと、私はなぜ詩を書くのかな?なぜ人前で朗読したりするのかな?と自分でも分からなかった。けど、きっと私は人と関わりたいから書いて、人前で読むんだ、と今更だけど気付いた。私の詩が全然上達しないし、その努力も怠っているのは詩は私の唯一の手段で、私は人と何ヶ月も話さなくても全然平気だけど、こうやって自分の出来る形で人と関わろうとしている。

何かを声高に主張したいわけではないし、崇められたいわけでもないけど、ただ今日こんなことがあってねって普通に話せることが出来ない私は、そういう風に話すように書いているだけなのだ。
そんなことを読んでくださったり、聞いてくださる皆様には感謝の気持ちだけなのです。

それがわかってちょっと自分に対して安心した。


未詩・独白 今日、分かったこと。ちょっと安心した Copyright 初代ドリンク嬢 2007-09-29 01:41:38
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