明順応
青の詩人



ドアを開くと 光
強烈な光

だけど目は閉じてはいけない
この眩しさが
ぼくの望んだ光度だから

開け続けた
明るさに慣れた

そしてぼくは
まばたきを忘れた
つまり ひとりの暗さを
淡い月を
蛍のはばたきを
ぼくは忘れた
かわりに
むなしさを覚えた


携帯写真+詩 明順応 Copyright 青の詩人 2007-09-27 23:55:01
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