不思議
真紅

いつもと違う帰り道に見つけた小さな公園。

雑草は生え放題。野ざらしの遊具は錆だらけ。

周りの建物や木々のせいで年中日陰。

でこぼこな地面に出来た水溜りは茶色く濁っている。

足を踏み入れるのもためらう程に汚く陰気。

そんな公園をなぜか足を止めて見つめてしまった。


自由詩 不思議 Copyright 真紅 2007-09-22 12:22:48
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