御伽噺夢語り
亜樹

良い国は波が攫ったあの砂が積もってできるどこか遠くに

クレパスで描いたお城に住んでいるあの日の私あのときの夢

ヒーローと悪役だけだと思ってた世の中全部白と黒だと

花の名も虫の名も全部知っていた自分でつけた名だけで呼んでた

道草を摘み摘み帰る田舎道指輪かんむりあと何つくろ?


短歌 御伽噺夢語り Copyright 亜樹 2007-09-20 22:12:51
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