心臓部
美琴

当たり前の事が当たり前じゃなくなった時
頼りになるのは自分という存在。
そこに常識の入る余地は無い。

当たり前の事が当たり前じゃなくなった時
支えになるのは誰かの存在。
そこでのお金は役立たず。

当たり前の事が当たり前じゃなくなった時
役に立つのは自由な発想。
そこでの教科書は単なる文字の塊。

当たり前なんてすぐに消えるもの。
時代の流れは速い。
追いかけたければ追いかけたらいい。
時代は君を遊ぶだろう。

当たり前という意識が
気づいていない所にこそ当たり前がある。
それは本能であり、無意識であり。
時代の流れに合わせる事なんて無い。


自由詩 心臓部 Copyright 美琴 2007-09-14 10:26:37
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