流れる
美月朱恋
月が泣いた夜は
何故か寂しい
赤い目のうさぎは
何も言わずに餅をつく
君が泣いた後は
凄く愛しい
その小さな瞳は
僕の全てに意味を成す
流れ星 きらり
(きらり)
僕ら寄り添い
時流る
涙ひと粒 ほろり
(ほろり)
人はそれを流れ星と呼ぶ
月が泣いた朝は
何故か寂しい
青空はまるで
泣きすぎた痕みたいで
流れ星 きらり
(ほろり)
自由詩
流れる
Copyright
美月朱恋
2007-09-13 12:46:11