水のこころ 
服部 剛

水は 
どんな器でも 
形のままに入る 

わたしはいつも 
誰かの器に合わせず 
濁った水を 
入れすぎたり 
足りなかったり 

もしもわたしが透明ならば 
誰かの器にぴったり入る 
水の人になれるだろう 





自由詩 水のこころ  Copyright 服部 剛 2007-09-12 21:40:31
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