告白をしよう。
哀詩
あなたの趣味がわるいから、
わたしはめを逸らしてしらないふりをした。
(あなたは機嫌を伺うようにわたしを見て何故かあやまった。)
(わたしはそんなあなたがほほえましくって笑みをこらえていただけなのに)
あなたの目が髪の短い子ばかりにうつっていくから、
わたしは髪をきってみた。
(するとこうだ、「なんで切ったの?失恋でもした?」)
(なんだかしそうな雰囲気はするけど)
あなたが音楽をきいていたから、
わたしの話には興味がないのだと泣いた。
(あなたは理由が分からずにもわたしをなでた。)
(わたしが得したと両手のうしろで微笑んでいたのを知ってる?)
あなたがわたしをすきだというから、
そんな冗談でわたしを惑わさないでといった。
(あなたはさみしそうな顔で「あはは」といった。)
(わたしは冗談ですらも受け入れるべきだった?)
わたしがあなたをすきだといったら、
あなたは「気を使うなよ。」といった。
(本気なのだと怒ったらなぜかよろこんで、また なでた。)
(よくわからないけどこれで良しとする。)