■共同作品■ 大航海時代編
Rin.





銀色のマストに映るまるい月甲板上に舞う四重奏カルテット

月と地の逢瀬は今宵ひとたびのカレイドスコープ闇は緋色に

紅い海ガレオン船が進んでく鞭打つ波に叫ぶ号砲

うねる波 向かい風胸を貫いて一気に流れ込むカタルシス

運命を八重の潮路の果てに追い七つの海に、宿命を視る

憧れの波にさらわれた羅針盤次の港は夢で確かめる

三日月を帆にしてセイルライディング 瞳に青きエナジーたたえ

水晶に反転の夢空に浸す一縷いちるに満ちる星天の青

青空に負けない強さ白い雲きっと見えてる僕らのムゲン

陽が落ちて紫を編む海の音に重なる声はゆりかごの歌

大洋を隔てて結ぶ絆には永久とわに賛歌の声が重なる


短歌 ■共同作品■ 大航海時代編 Copyright Rin. 2007-09-06 01:06:22
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