出発どきの黄昏
瀬田行生



いつもの遊歩道

いつも駅

いつもレール

いつも本屋

いつものコーヒー

いつもの世界

それで満足のはずの見慣れた景色




けれど
僕らの知らない世界は
一歩踏み出したところにあるはずで


今日は少し踏み出してみようと思う


そしたら
いつもの世界にある
いつもの未来は変えることができるはずだから


自由詩 出発どきの黄昏 Copyright 瀬田行生 2007-09-05 00:41:43
notebook Home
この文書は以下の文書グループに登録されています。
にちじょうの、あれこれ。