秋が・・・ラプラタの詩人へ
アハウ

午前の陽が
空間に満ち満ちて 
こぼれそう

木々の緑に
この陽光は 留まり
深い瞑想の光合成が
効率よく 静かに浸透して
一葉は重く 沈む

地球の裏側で
ラプラタ川のほとりで
眠りの木々に
優しい挨拶を送る 君がいる
宵のはじめに
書き付けた 言葉は
この地球を貫き

私の言葉となる

ラプラタで一人静かに
川辺を見つめる 君が

この 秋の陽光の中に染み渡り

私は 木々と光を謳う


自由詩 秋が・・・ラプラタの詩人へ Copyright アハウ 2007-09-04 08:41:06
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