目撃
酸素の枷

水面に爪先から降りる人に
絵に描いたような翼は
?無い?

静かに波紋を拡げ
音も無く沈む背中を
?眺める?

ゆっくりと確実に
淡々と逃げるように
?価値も時間も?

背景は綺麗なまま
絶えれるか包む事象に
?何もかも?

今からでも遅くない
沈みかけた頭部を持ち上げに
?だからって?


?死にたいとはまだ思わない?


自由詩 目撃 Copyright 酸素の枷 2007-09-01 23:16:43
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