遅咲きでも笑顔
ねこ歩き
不意をつかれちゃった
こんな処で花が咲くとは 君はいつだって勝手
足元震える路地を首に下げた時計ゆらしながら ひとり 駆ける
冷えてく温度は椿の夜話も古わせてゆくけれど きみを 忘れない
閉じた商店街 星も屋根で見えない
顔なしが何か歌ってる 潰れた靴じゃ音もたたない 仕方なく僕も声を出す
切なすぎる希望が チラつく薄い空気
いまさらながら僕なりの答えだ 腹が痛むって あら なんて良い事 そうさ
君が回転ドアの向こうで回っても 僕の想いは続く
自由詩
遅咲きでも笑顔
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ねこ歩き
2007-08-22 18:42:44