ブランコを漕いで
風音
「ボクの一生とは関係ない」
そうきっぱり言い切ったあなたが
ほんとに好きだったんだ
そんな風に
はっきり言えるところが特に
わたしはその時
ブランコ漕いで
どこ吹く風でわらってたけど
でも
わたしのこころの
どこか見えないところが
深く深く抉られて
たぶんその傷は
ずっと癒えない気がするんだ
自由詩
ブランコを漕いで
Copyright
風音
2007-08-21 19:30:26