以前、オデュッセイアが40日間の物語であることを確認しようとして果たせなかったが、海外にそれをやっているサイトがあるのを発見した。以下のようになるという。
1日目:
神々の集会で、アテナはゼウスにオデュッセウスの帰国を嘆願する。アテナはイタカのテレマコスを訪ね、求婚者に立ち向かい、父の消息を求めてネストルを訪ねるよう助言した。(第1歌)
2日目:
テレマコスはイタカ人の集会を開いて求婚者の悪行を訴えた。求婚者の圧力で集会は解散した。アテナは船と乗員を用意してやり、テレマコスは夜に出航した。(第2歌)
3日目:
テレマコスはネストルの許に着いた。ネストルはイリアス以降のギリシャ人たちの運命を語り、テレマコスをもてなした。(第3歌)
4日目:
テレマコスとペイシストラトスは馬車でスパルタへ向かった。ディオクレスの屋敷に泊まった。(第3歌)
5日目:
さらに馬を進めた。(第3歌)
夕方、彼らはスパルタに到着した。メネラオスは彼らをもてなし、トロイアやオデュッセウスや木馬の思い出話をした。(第4歌)
6日目:
メネラオスは海の神プロテウスから聞いたオデュッセウスの消息を話し、テレマコスは父が生きていることを知った。一方イタカでは、求婚者がテレマコスの待伏せを企んだ。(第4歌)
7〜31日目:
オデュッセウスはカリュプソの許を筏で発ち、難破して海上を漂流し、スケリア島に着いた。(第5歌)
32日目:
オデュッセウスはナウシカアに会った。(第6歌)
オデュッセウスはアルキノオスに会った。(第7歌)
33日目:
オデュッセウスはパイエケス人たちと交歓した。(第8歌)
オデュッセウスは冒険談を語った。(第9〜12歌)
34日目:
オデュッセウスはパイエケス人に送ってもらいイタカへ向かった。(第13歌)
35日目:
オデュッセウスはイタカに着いた。(第13歌)
オデュッセウスは豚飼いのエウマイオスに会った。(第14歌)
アテナはスパルタのテレマコスに帰国を促した。(第15歌)
36日目:
テレマコスはピュロスからイタカへ向かった。(第15歌)
37日目:
テレマコスはイタカに着いた。(第15歌)
テレマコスはオデュッセウスと再会を果たす。求婚者を討つ計画を立てる。(第16歌)
38日目:
テレマコスは屋敷に帰還した。乞食姿のオデュッセウスと豚飼は後から屋敷に行った。(第17歌)
オデュッセウスは乞食のイロスとけんかをした。日が暮れて求婚者は帰宅した。(第18歌)
オデュッセウスは屋敷の武器を隠した。オデュッセウスは乞食姿でペネロペと対面した。ペネロペは彼の正体に気づかなかったが、老女エウリュクレイアは足洗いの場で彼に気付いた。(第19歌)
39日目:
屋敷では朝から求婚者の宴会。忠義の牧人ピロイティオスがやって来た。アテナは求婚者を狂乱状態に陥れた。(第20歌)
ペネロペは弓の腕競べを求婚者に提案し、優勝者に嫁ぐことを約束した。求婚者は試みるが誰も成功しなかった。オデュッセウスが名乗り出て弓を試し成功した。(第21歌)
求婚者全てを討ち殺し、屋敷の不忠の者たちを処刑した。(第22歌)
オデュッセウスはペネロペと再会を果たした。(第23歌)
40日目:
オデュッセウスは父ラエルテスの農園を訪ねて再会を果たした。求婚者の遺族たちが襲ってきたが、主導者エウペイテスががラエルテスに討たれ、両者は和解した。(第24歌)
参考:
http://www.robotwisdom.com/jaj/homer/odyssey.html