真夜中のキャンバス
哀詩
夕暮れを消して、こぶしをあげる、
かきくずれるキャンバスと、
手から泣き出すペンキが痛々しい。
このキャンバスに求めていた恋慕はきえて、
いつのまにか虚無感と哀が混沌と支配をしている。
(あたしの拳で、せかいをかえてしまっている。)
2次元はかなしく、影響をうけ、絶えずかわり
あたしははかなく、影響をおよぼし
どこか変わらずにいる。
あたしがキャンバスなら、消せた想いこそあるよな、 あ
真夜中のキャンバス。
(きみがうらやましい、よ。)
自由詩
真夜中のキャンバス
Copyright
哀詩
2007-08-13 08:58:56