こんなに
稀
臆病だったのか
アタシはこんなに臆病だったのか
掃除機の音が
小さな音が
響いてくる音楽が
すべて怖い
どこか
なにか
アタシを責めているようで
歯磨きの時間は長く
紛らわそうと
震える手で
ねぇ 気付いてよ
だめ
だめ
だめ
と
まだアタシを責めるばかりか
自由詩
こんなに
Copyright
稀
2007-08-12 00:35:02