愛風
彌月



あの時感じた風は
今も優しく私の周りにふいて

そっと眠りへ誘います

木々の緑は
太陽光を遮りながら
美しい木漏れ日を描き

夏の花々は
暑さに負けずに太陽に向かって
命の賛歌を歌うのです

あの時の微笑みは
いつか私の安らぎとなり
木陰に微睡みながら
命の恵みを抱きしめるのです







自由詩 愛風 Copyright 彌月 2007-08-03 21:45:56
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