歌って
円谷一
十代の頃に戻りたい
クリスマスの光が心の大通りに灯っている
君を連れて行けなかった痛み
この曲が6年前に出ていたら
暗闇に瞳を浸し俯く
翼は飾り物のように開かない
励ましてくれるんだね
音楽に合わせて完全に踊りこなす
心は文字となって自由に動き回る
次第に動物達が集まってきて
踊り出して
君もやって来て
二度目の一目惚れをする
夢のような永遠の一時
君の歌声に合わせて踊って
本当に十代の頃に戻ったようだ
これからはずっと一緒にいるんだ
昼も夜も
今度は代わりに君の歌を歌うよ
だから踊って
星の散りばめられたワンピースで踊って
真っ暗にするから
神様になってあげるから
そして不安や悩みを全て浄化させてあげるから
天国に帰らなくちゃならないのは分かっているから
でも抱かせて
満足するまで抱かせて
君の八重歯お骨にした時拾って宝物にしてるんだよ
ほら首にかけてるんだよ
だからずっと一緒にいて
想いが君を苦しませることに気付かないで
勝手に一人で逝かないで
今度は誘ってよ そしたらさ 君より先に逝ってやるから
泣かないでよ だからさ 踊ろうよ 夜が死ぬまで
笑ってよ 昔の自分に戻ったんだ 終末観がすごいよ
未来が見える エンドレスリピートは ずっと続けて