ナンバーワン
白峰=黒都
気付いているのだ 彼女の存在に
気付いているのだ その立ち位置の示すところに
自分でも分かっている 迷っていることに
自分でも分かっている 答えが出ていることに
友としか見てはおらず あえてそれ以上は無く
友として愛しており つまりそれ以下では絶対にない
「だが いや、それだから。
一番では、無い。」
気付いているのだ その立ち位置が
気付いているのだ ナンバーワンではないことに
自身にとっての ナンバーワンでないことに。
未詩・独白
ナンバーワン
Copyright
白峰=黒都
2004-05-22 23:46:33