Happy Star 
服部 剛

ほんとうの幸いはきっと 
奈落の底の暗闇に独り立つ 
頬のこけたピエロが 
無人でゆれる空中ブランコの上に 
茫洋とした瞳で仰いだ 
プラネタリウムに瞬く 
あの金星ヴィーナスみたいなもの 



自由詩 Happy Star  Copyright 服部 剛 2007-07-30 00:52:09
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