誰もが優雅に木に絡まる
酸素の枷

高く留まっている小鳥は
降りて来ない

輝く羽を守りに入る
汚れた手で失うなら鳴く事は無い

誰が為に地球は回っていると感じる


私かも 僕かも あなたかも


そんな高くに留まっていたら
誰も気付かないよ

もし 主役は自分だと感じるなら
下に落ちて 飛び回らないと
周りの脇役と同じ


孤立だと勘違いして死ぬだけ


自由詩 誰もが優雅に木に絡まる Copyright 酸素の枷 2007-07-28 20:39:04
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