いつか世界の終わりで
アオゾラ誤爆
蝕まれる日のいろをぼんやりと眺めてた
次の宇宙がうまれるまで
ぼくらはここに立たなくちゃならなかった
一度でもきみがさみしいを言っていたら
ぼくだってその腕をつかんで
逃げ出せたかもしれないのに
冷めていく街並みのなか
まばらな拍手がまだ聞こえている
せっかく世界がおわっても
ぼくらはここに立たなくちゃならなかった
自由詩
いつか世界の終わりで
Copyright
アオゾラ誤爆
2007-07-28 13:29:32