北大路京介


      僕を支えてくれる柱
   小鳥が運んできてくれた 一本の枝

あまりにも短すぎた夏 あまりにも短すぎた夜 


     僕らを邪魔した虫達は今 
 小さいけれど美しい羽を拾って幸せそうです

    君の好きな白 と 僕の好きな黒
    溶け合うことなく冷たいまま
         夏なのに
      溶けることなく冷たいまま

      まだ僕を支える 一本の枝

      あの日は夏 永遠の一瞬


自由詩Copyright 北大路京介 2007-07-24 22:15:21
notebook Home 戻る
この文書は以下の文書グループに登録されています。
さよならジュリエット