秋桜

風誘うこの道で
ひとり ポツンと
立っている
 
 
耳元を過ぎていく
風は サラサラと
流れていく
 
 
前をゆく背中に
ひとり ズシリと
重みを感じた
 
 
 
追いつきたくて
急ぎ 駆ければ
耳元で
 
 


(誰かが
 
 
囁いた
 
 


自由詩Copyright 秋桜 2007-07-24 19:38:35
notebook Home 戻る