あ
青井 茜
明日こそは
逢えるかな なんて
甘い願い
(宛てがった鎖が
(妖しい色を放つから
(あやされる子供のように
(飴だけを舐めていた
明るい顔で
朝を迎えて
朱い頬に
温かな手を
誤って
殺めてしまった
暑い夏の日
自由詩
あ
Copyright
青井 茜
2007-07-21 12:02:14