恋せよ乙女
黒子 恭
朝焼けに乾く唇噛み締めて君を待つてる息が白ずむ
ごんどらの唄を聞きたし二十八歳の夜更けに乙女に還れり
小指だけ繋ぐ初しさもどかしさつたはるならば今すぐにでも
夏花火終わつた後の静けさに二人隠れてしやるくちづけ
短歌
恋せよ乙女
Copyright
黒子 恭
2007-07-16 05:38:35