希望の空
兎葵

草の上に座って
空を見上げました
雲ひとつない青空で
お日様が眩しいです

貴方も何処か遠い地で
同じ空を見上げ
眩しいお日様の光に
目を奪われるのでしょうか

この広い空の下
私達はあまりに小さすぎて
貴方を呼ぶ声も
大きく優しい風に
消されてしまうのです

今日も私は
青空に貴方の面影を浮かべ
時に笑顔
時に涙しながら
貴方への想いを焦がすのです

.+希望の空は涙色+.


自由詩 希望の空 Copyright 兎葵 2007-07-14 02:32:47
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