ロカニクス

埃を拭いて
窓を開ける
三日月が夜を飛んでいる

夜についてる窓を開ける
少し欠けた宇宙が
ずっと故郷を目指している

その故郷の窓を開ける
木の下で誰かが
手を振っている

夢で会いましょう
ゆっくり窓を閉めて呟く




自由詩Copyright ロカニクス 2007-07-13 17:45:10
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