さびしさに関する言語学的研究
青色銀河団

わたしたちのうえに空がある、その水に浮かぶバラのように、
ほたるがやわらぐと、韻律のように風がすぎていった

伝書鳩がもどらないガラスの夕刻、
そよぐ花びらのまえで、つばさをかすかにふるわすこと、
生のものが尖って、
たったひとりのわれわれになってしまえば、
終わりの声から戦争の音楽が聴こえるだろう




未詩・独白 さびしさに関する言語学的研究 Copyright 青色銀河団 2007-07-05 22:56:13
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