絵を描く
weed & sky
自分以外の人の詩に
絵をつけている
だいたい2ヶ月に1回
描いた絵は
却下されることなく
必ずネット上で
公開される
1ヶ月の間
描き始めた頃よりは
多少ましにはなってきたが
詩を書いた人の
イメージ通りには
いかないというか
どうもひねくれ者なので
わざわざ
言葉通りには
描かない
で
良くても悪くても何でも
1ヶ月間は
必ずネット上で
公開され続けてしまう
というわけなのだが
さて今月も
その絵を描くべく
ある人の詩が送られてきて
きのうは
4時間ばかり
主婦らしくテーブルの上で
格闘していた
ちゃんと
絵を描くための
机も椅子も部屋もあるのだが
主婦はなかなか
そうもいかない諸事情が
あったりする
洗濯機を
回しながらとか
お茶を
わかしながらとか
風呂に湯を
入れながらとか
家事と平行して
絵の創作は進行していく
日常の中で
創り出される非日常
それだからこそ
よけいにくっきりと
別の私が
浮かび上がって
くるのかもしれない