星のあかり
紫翠
むこうの山の町あかり
ひとつ、ふたつ ふるえている
星が 落ちてきたのだ
夜になって、ここまで下りてくるのだ
今は遠い、大切な人の
あなたの 部屋のあかりにも 星が落ちた
私はここでそれを見ている
あかりを 消し、
まぶたを閉じて
この夜の
安らぎを 祈っている
自由詩
星のあかり
Copyright
紫翠
2007-06-30 17:21:28
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