さみしさの十字路
いすず

青い空には なんにもないけれど
天使が住んでいるの

今日は行けないとあなたが云った
抑揚がなくなるときのあなた 読めなくて
心が痛んだ

好きだよともう何度もいってくれない
Ican't know you anymore
心がぎりぎりで叫んでる
Ican't follow you anymore
あなたが叫んでるようなの

きみの瞳は天使みたいだね
どうして?
地上に堕ちたLuciferみたいに
傷ついた笑みをしてるから
なぞめくような笑み あなたの方が
Luciferのようだった

ひとりで俯いている仕草が
絵のようだった
ひとり見惚れていたら 微笑って
うさぎはね ひとりではいられないんだよ
さみしすぎて 死んでしまうから
そんな時の ふと傷ついたような 心を覗かせたときの
痛んだ眼を思い出す

いまはひとりで 傷抱えているね
傷ついてても なにもいわないあなただけれど
瞳みれば分るの 心が痛んでること
そんな時は わたしを見ないで 冷めた眼をしているね

anywqy somehow any scar will be allright
ひとりじゃないと 教えて呉れたじゃない

anywqy somehow your scar will be allright
心が血しぶいているなら  ひとりで傷つかないで

さみしさの十字路
心と心と交わる十字路は かならずあって あなたを呼んでる
此処で呼んでる

その胸の内 抱いてあげたいから
その胸の傷 抱き締めてあげたいから

any scar in your heart will not hurt you nor me・・・


自由詩 さみしさの十字路 Copyright いすず 2007-06-28 20:16:29
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