数え唄
見崎 光



葉を

何枚、犠牲にしたなら

満たされるのでしょうか。

いいえ、

認められるのでしょうか。

綴る言葉の陰り、

光合成の出来ない胸中

鳥は何度この葉を持って

温もりの欠けた窓を

鳴らしたことでしょう。




携帯写真+詩 数え唄 Copyright 見崎 光 2007-06-22 21:49:01
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