太陽
湾鶴
太陽はオレンジ色に重く熟れても
夜に染まるまいと
燦爛とラメを絞りだし扇子をはためかせ
アスファルトに積まれたり崩されてゆく影を
横目で睨みつけては光の地団駄を踏みつづける
ジュリアナ東京と
海岸に広がるフェンス越しの夕焼けは
いつまでも暮れない
自由詩
太陽
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湾鶴
2007-06-21 00:35:37
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