おっぱいⅢ
茶釜
忘れようとするほどに
溢れてしまう貴方を
きつく胸の底に収めて
ただ昔の思い出として
そのシフォンケーキのような重みと
和らぎだけを感じながら生きていこうとしても
「今も愛している」
なんて
甘く苦い片想いが
知らぬ間にホロリと
恥ずかしくはみ出して
時々私を困らせる
#原題「ベティのセレナーデ」
自由詩
おっぱいⅢ
Copyright
茶釜
2007-06-17 12:57:35