こぼれおちるもの(其の五)
快晴

朝起きて 太陽までも眠たげに今日の軌道を手探りしてる

君がもし薔薇の花なら棘までも抱きしめて枯れてみようか

都合良く使い古して捨てるとは携帯なんかと一緒にしないで

そのままがいいと言ってたあなたに「もう飽きたんだ」ってそう言われても

君に向け送ったメールはきっとどこかサーバーの中 止められたまま

肩凝りに効く薬を下さいと言った私に襲いかかる君

「雨の日は罪を犯したくなるのよ」としわくちゃになった諭吉が呟く


短歌 こぼれおちるもの(其の五) Copyright 快晴 2007-06-13 22:47:01
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