我が北大路家は 代々 京都守護の仕事をしている
昔 空海が張ったとされる結界を 現在は父が張りつづけてる
私も中2の頃から仕事を手伝い始めている
結界の保守・管理などが主な業務
祖父は隠居の身である
甦った信長の霊と 三日三晩飲み明かしたことなどを自慢げに話す
なんども同じ話をする
話したことを忘れてるのか 何度も話したいことなのか
「おじいちゃん、その話聴くの百回目やで」
と 言いたい気持ちもあるけれど
毎回初めて聴くようなつもりで聴いて その度に新鮮なリアクションをする
それが祖父孝行なのだと思っている
比叡山や大文字が噴火しないのも 鴨川が逆流しないのも
我が家のおかげなのだが
現代人にそんなことを言っても信じてもらえない
ひとの気も知らないで 友人どもは
「京都の空は暗雲としてる」だの
「京都タワーなんて折れてしまえばいい」だのと
まぁ ともかく
京都が平和であるように祈っている
京都の人たちの幸せを願ってる
京都を護ってる
ちゃんと知ってる人は いつも「おおきに はばかりさんどした」って言うてくれるんやで
あっ 晴明神社に行きたいんですか??
それなら
9番のバスに乗って
一條戻り橋で降りてください
良い京都観光を! はう゛ぁないすでー☆