j'ai envie de toi
まりも
そんなこといくら思っても 口には出せないから
あなたの横顔を覗き込みながら、願う
あたしの胸に顔をうずめてすやすや寝息を立てるあなたを
いつから当たり前のように見つめられるようになったのだろう
どうしてだか、あなたより先には寝付けないのだ
二の腕の絶妙な柔らかさや高さは
あたしの頭蓋骨にしっくりなじむのに
どうしたらもっと近くで
安心を手に入れられるだろう
あたしの心も、体も
あなたを求めてやまないのに
満たされてるはずなのに
傲慢で贅沢なあたしの心には
いつも塊のような不安が存在していて
こう、うまく伝わらないたびに疼く
どうしてだかうまく噛み合わない
j'ai envie de toi