考察 〈海辺にて〉
Tsu-Yo
水平線に帽子を被せている人を見た
世界と対等に向き合うということは
それほど
難しいことではないのかもしれない
子供たちに蹴飛ばされた波が
海の向こうで
砂浜に描かれた絵を消している
(あるいは誰かを暗い海の底へと)
傷つけることでしか
繋がれない時もある
じっと見つめられると
やはり
僕らは無口になってしまう
自由詩
考察 〈海辺にて〉
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Tsu-Yo
2007-06-04 21:02:12
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