こぼれおちるもの(其の四)
快晴

雨の中 傘もささずに浮遊する 地下駐車場の黒猫の目

ストレスが主食なんだと君は言う ツナ缶なんか合うかもしれない

感情のはけ口さえも見付からず「フルリレロ」と闇に唱えた

アリゾナの砂漠の上で抱き合うような感覚で ホテル白川

目を開けて素早く動け そこにある全てを愛し、そうして捨てろ


短歌 こぼれおちるもの(其の四) Copyright 快晴 2007-06-02 23:49:42
notebook Home