リアルタイム会議室ログ5月3日(土)
片野晃司


片野 晃司[5/3 22:17] なし崩しであれですけれど、鳴門さん、また司会お願いできますか?
渦巻二三五[5/3 22:18] あ、はい。司会おっけー
渦巻二三五[5/3 22:19] では、佐々さんの「リルケたまねぎ」からいっきましょー
渦巻二三五[5/3 22:20] ああ、参照できるの、べんり〜
片野 晃司[5/3 22:20] みなさん、右側に作品出せました?
渦巻二三五[5/3 22:20] 誰が投票してるかも見られますー
川村 透[5/3 22:20] 便利だなあ、窓に、くだんの詩を参照。
片野 晃司[5/3 22:22] 題名のリルケは、どういうアレなんでしょうか。
川村 透[5/3 22:23] ぴりっとしたソネットだねー、リルケたまねぎ。キメすぎていないところもいい
渦巻二三五[5/3 22:24] それ、私もわからなかったです。<リルケ
Fiorina[5/3 22:25] リルケについて行ってるのでは?凄くうまいですね。
片野 晃司[5/3 22:27] 高校生の頃読んだことがあるけど、忘れてしまった。。。
すゞ[5/3 22:27] リルケがこんな表現が好きなのか、ただ詩的にたまねぎを言ってみたという意味なのか、
Fiorina[5/3 22:27] わたし、見事だなあと思ったんですけど。
すゞ[5/3 22:28] よく分からなかった、
川村 透[5/3 22:28] リルケの詩集といえば、中学生の時恥ずかしくて手に取れなかった(余談)
Fiorina[5/3 22:29] リルケファンのわたしとしては、とても納得するというか捉えてるなァ、と思うんですが。
渦巻二三五[5/3 22:29] 詩集を読むのって、なんか気取った感じがしそうで、そういう恥ずかしさはありましたねー
すゞ[5/3 22:29] うまいですよね。
渦巻二三五[5/3 22:29] なるほど>Fiorinaさん
すゞ[5/3 22:30] リルケを捉えてるのか。なるほどー
片野 晃司[5/3 22:30] リルケ風に、というところを狙っているのかな?
川村 透[5/3 22:30] リルケの詩の構成やレトリックへの印象を匂わせているのかな?
Fiorina[5/3 22:30] わたしのリルケ観では、タマネギ、と言うのがちょっと・・。
アンテ[5/3 22:30] こんばんわー。です。
すゞ[5/3 22:31] こんばんは、アンテさん。
片野 晃司[5/3 22:31] こんばんわ〜>アンテさん^^
Fiorina[5/3 22:31] リルケの作品、と言うかリルケの総体を言っていると思います。
渦巻二三五[5/3 22:31] 単純にたまねぎの描写として読んだのですけど、端正で美しいなぁと思いました。
Fiorina[5/3 22:31] こんばんは〜アンテさん
渦巻二三五[5/3 22:31] アンテさん、こんばんはー
川村 透[5/3 22:31] 皮、皮相をなぞる。トートロジー、あこがれと、てやんでぃ、みたいな気恥ずかしさ、とか。
Fiorina[5/3 22:32] リルケ作品の持つ力、でもあるし。
すゞ[5/3 22:32] てやんでぃ、ですか(笑
川村 透[5/3 22:33] リルケの詩集、というか、翻訳の詩の高踏的な言い回しに反発したり。
渦巻二三五[5/3 22:33] 「筋張って硬くて食えたものでない」って感じなのですか?>Fiorinaさん
Fiorina[5/3 22:33] ですから、凄く的確でいい詩、と言うことは確かと思うのに、点が入れられませんでした。
Fiorina[5/3 22:33] うん、そういう部分もあると思います。>食えたものではない。
川村 透[5/3 22:34] でも、キメてなくて、口の中で、台所でまじまじタマネギみて、てやんでぃ、と。
片野 晃司[5/3 22:34] たまねぎの皮そのものがトートロジーなのであって、もしそれを抜け出そうと思ったらきっとソネットでは収まりきれないでしょうね。「皮に過ぎない」というのは簡単だけど、皮について書き出したらきりがない
すゞ[5/3 22:35] 皮について深追いする必要はない、というか、そんなことしたら詩が台無しになりそう。
Fiorina[5/3 22:35] でも、わたしがつかんだ気でいるリルケの本質は、火山のマグマと言っていいほどの生の核心だと思っているんです。
川村 透[5/3 22:36] 世間的に見たところの、詩集を持つ少女のイメージが、リルケだったりする
Fiorina[5/3 22:36] だから、タマネギという、ある種、実体を疑った部分が、わたしには違和感がありました。
渦巻二三五[5/3 22:36] 「うすみどりの芽」という言葉に親しみがあらわれているような。
川村 透[5/3 22:37] 台所のアフォリズム
片野 晃司[5/3 22:37] でも女性詩ではないでしょ
すゞ[5/3 22:37] ふぃおさんは、じゃあ、リルケの本質とずれると思って、goodを押しそびれたわけなのね。
Fiorina[5/3 22:37] でも、この作者の印象も、リルケのある部分とは思います。
渦巻二三五[5/3 22:37] ふむ>Fiorinaさん
Fiorina[5/3 22:38] うん。>すずさん
渦巻二三五[5/3 22:39] まあ、これ、たまねぎリルケ、と言っているんじゃなくて、リルケたまねぎ、ですからねぇ
すゞ[5/3 22:39] なるほどなあ。
川村 透[5/3 22:39] ガジェットとしてのたまねぎ、パロディのスパイス
渦巻二三五[5/3 22:39] 見てるのはたまねぎ、なんじゃないかと思うのですが。
Fiorina[5/3 22:39] リルケが描こうとしたものは、宇宙の生命の奔流であり、核心だと思っています。
川村 透[5/3 22:40] このリルケみたいな端正なくせして中身があるようでないのに泣かせやがるゼって。かわいい偏屈奥さん
Fiorina[5/3 22:41] でも、この作者もリルケが好きで、「皮に過ぎない」って言うのも、とてもほめ言葉なんだと思いますけど。
すゞ[5/3 22:41] たまねぎをみてるけど、リルケを発見してるからこの詩になってるのではないかと。
川村 透[5/3 22:41] それを、しれっと、ソネットにしたりしているから。かわいいと思う。
すゞ[5/3 22:42] だから、どこがリルケか分からないと(自分とか)読みようがない(^^;
川村 透[5/3 22:43] どきどきしながら、皮を剥いて、なんだか実存の核にふれたみたいで泣けて、でも、りん、とかぶりをふる。
川村 透[5/3 22:43] リルケって、そんな印象がある。
渦巻二三五[5/3 22:43] 誉め言葉というか、涙させられちゃった負け惜しみ、みたいな感じなのかな。
片野 晃司[5/3 22:44] 槍はときに男性器の喩えに使われるけど、これはどうなんだろう
Fiorina[5/3 22:44] どの連も、否定と肯定がせめぎ合ってるような、愛情を感じますね。
川村 透[5/3 22:45] ことばのふしぶしから突き出ている、とげのようなもの。リルケの
渦巻二三五[5/3 22:45] そうですね。<愛情
川村 透[5/3 22:45] 槍と眠りがならんでいるのはなぜだろう
Fiorina[5/3 22:46] 詩を詩で無くさせる攻撃的な要素ではないかしら>やり<個人的反省としても(笑)
川村 透[5/3 22:46] ははは、
片野 晃司[5/3 22:46] もしかしたら、最終連はちょっと遊びすぎかも。  ふむふむ>やり
すゞ[5/3 22:46] かたちだけでも槍に見えるけど。眠りも。
Fiorina[5/3 22:47] 眠りの方は、安らぎを意味するゆりかごチックな世界?
川村 透[5/3 22:47] ひとによっては、ほころび、と見える表現、ツンとしているレトリック、槍
渦巻二三五[5/3 22:47] 槍=攻撃的なもの 眠り=自閉的なもの かしら??
川村 透[5/3 22:48] 世界への異議申し立て、槍。でもあたしには、寝言に聞こえたり、とか。
片野 晃司[5/3 22:48] や「り」、ねむ「り」、と、音をそろえてますよね。音が先に来てるのかも。
川村 透[5/3 22:49] ささやかな脚韻
渦巻二三五[5/3 22:49] そのあとに「やはり」、とつづきますね<音
川村 透[5/3 22:50] 音と意味、言語像は同時に立ち現れる匂いのようなものだと思う。
片野 晃司[5/3 22:50] もしそうだとすると、ちょっとギミックっぽいような。
片野 晃司[5/3 22:51] 詩は言葉の仕掛けではあるけれど。
渦巻二三五[5/3 22:51] 私もそう思う>川村さん
Fiorina[5/3 22:51] 感情>槍や眠り、ではなくて、もっと乾いたもの>皮、だと言ってる気もします。
川村 透[5/3 22:52] しょせん、皮カムリなんよ、あんたは。といったらコワイ奥さんになるけど。
Fiorina[5/3 22:52] ヮ、50分だ。
渦巻二三五[5/3 22:53] あら。
川村 透[5/3 22:53] こんなところかな?
片野 晃司[5/3 22:53] ですね
渦巻二三五[5/3 22:53] それでは、つづき(があったら)は会議室で、ということで。
川村 透[5/3 22:54] ともあれ、僕には、かわいい佳品でした。一種少女マンガのテイストを感じてしまう。
Fiorina[5/3 22:54] そうですね
渦巻二三五[5/3 22:55] 次いきましょう。アンテさんの「ぼくがいる証拠」
片野 晃司[5/3 22:55] あ、いや、童話でしょう
片野 晃司[5/3 22:56] http://po-m.com/forum/menu_p.php
片野 晃司[5/3 22:57] ええと、表紙のは、一ヶ月以上前のは切れちゃうから。
渦巻二三五[5/3 22:58] あ、そうか。四方さんの「童話」ですね。
川村 透[5/3 22:58] 参照できました。童話
アンテ[5/3 22:58] そうしましょう(笑)胸が一瞬きゅうとしました。
川村 透[5/3 22:59] ははは、アンテさん。
渦巻二三五[5/3 22:59] あらあら(笑>アンテさん
片野 晃司[5/3 23:0] 四方さんも見えたらいいのに。
Fiorina[5/3 23:0] 笑い
片野 晃司[5/3 23:0] でもゴールデンウィークは出かけてる人も多そう。
Fiorina[5/3 23:1] 四方さんて実在されてますか?(笑い)
片野 晃司[5/3 23:1] えー。いますよぅ。
川村 透[5/3 23:1] そろそろ行きますか
Fiorina[5/3 23:2] ごめんなさい。文字だけのイメージが強いので。
片野 晃司[5/3 23:3] あはは。一度、FCVERSEのRTへ見えたことありましたぉ。
Fiorina[5/3 23:3] へえ、そうなんですか。
片野 晃司[5/3 23:3] ええ、確か。。。 ちなみに、僕は「しかた」さんだと思ってました^^;
川村 透[5/3 23:4] よも、すえだ。
Fiorina[5/3 23:4] 四方山話の四方ですね(笑い)
川村 透[5/3 23:4] よもや、よも、とはおもなかった、とか
片野 晃司[5/3 23:5] あはは^^
渦巻二三五[5/3 23:5] さて、読も読も、ですよ。
渦巻二三五[5/3 23:5] 片野さんとFiorinaさん、投票されてますね。
川村 透[5/3 23:5] 童話ですね。てやんでい本舗ですね、四方さんの詩の世界
川村 透[5/3 23:6] けっこう好きです。
片野 晃司[5/3 23:6] 話者が超人になるのは他の作品にもありましたよね。ロボットになるやつ。
Fiorina[5/3 23:7] わたしは、結構自分本位な読み方をして、励まされたりしていました。
川村 透[5/3 23:7] 一行、一行、きっちりてめえらの裏かいてやろうとしていておもしろい
片野 晃司[5/3 23:8] そうそう、読み手を引きずりまわす力強さがありますよね。
川村 透[5/3 23:8] ただ、小品っぽくまとまっていて、僕の好みからはコテコテ感が少し薄い
Fiorina[5/3 23:8] 戦争の時代の童話だと思いました。
川村 透[5/3 23:9] だから、童話、だぜいしょせん、とうそぶきそうだけど
川村 透[5/3 23:9] 僕は寓意よりもナンセンスと悪意が、うれしかった。
アンテ[5/3 23:10] でもなんで題名が「童話」なんでしょう。そこが点入れられなかったところなんです。
渦巻二三五[5/3 23:10] 王さまが出てくるからじゃないですか?(←私ってこどもっぽい?)<童話
片野 晃司[5/3 23:10] 導入と結末(はループしている)が童話っぽいです。
川村 透[5/3 23:10] 王様だしたから、童話ってことにしとけ。みたいな感じだと思った
Fiorina[5/3 23:11] なんか、優しさ感じました。
Fiorina[5/3 23:11] なんか、優しさ感じました。
Fiorina[5/3 23:11] 何で、2回出る?
川村 透[5/3 23:12] 悪意は照れたやさしさ、なんだけど
片野 晃司[5/3 23:12] あ、すいません。たまに2回出ちゃいます。将来要改善です。
Fiorina[5/3 23:12] 登場人物がぎくしゃくしてるから、童話
川村 透[5/3 23:12] 強調しましたね、enterたたく指スタッカート、Fioさん
アンテ[5/3 23:12] 次にこういう詩をかくと、童話2なのかな。とか、気にしてしまって。。童話の要素は、その通りですよね。
渦巻二三五[5/3 23:13] 「自在の腕」といいながら一本増えただけ、とか、「俺は最高だ」といいながら「一目散に逃げちゃったり、とか
片野 晃司[5/3 23:13] 「童話」という連作になるんじゃないですか?
Fiorina[5/3 23:13] ァ、そうか。了解。片野さん。
Fiorina[5/3 23:14] やけくそ詩ですよね。
川村 透[5/3 23:14] 書いているうちに、優しく、寓意が見えちゃって、あわててヤメヤメ、みたいなライブだったりして。
アンテ[5/3 23:14] 導入と結末のループが興味深いです。なぜだろう。>片野さん
Fiorina[5/3 23:15] わたし最初の頃、この新しい場所が寂しかった頃これ読んだのね。
片野 晃司[5/3 23:15] そういえばそうですね。「俺は最高」なのに逃げちゃうのは可笑しいですね。  逃れられない状況を示しているんでしょうか>ループ
Fiorina[5/3 23:16] それで、四方さんがこの詩で、おおい、みんなおいでよ、と言っていると感じた。
渦巻二三五[5/3 23:16] 無力感というか、意気地のなさ、みたいなのがぽろっと出てしまう感じなのかなー。
片野 晃司[5/3 23:16] うんうん、これは僕もすごくうれしかったです。
Fiorina[5/3 23:17] それで、わたしもここに登録したの。もう、わがままな読み方です。
渦巻二三五[5/3 23:17] ああ。>Fiorinaさん
川村 透[5/3 23:18] 飲んだくれの繰言の異言、みたいな詩があったなぁ、四方さん
Fiorina[5/3 23:18] まだ、来てない人が沢山いますね。
片野 晃司[5/3 23:18] うんうん。四方さんの詩集があったら読みたいなぁ。3000円でも買うなあ。
川村 透[5/3 23:19] まとめて呼んでみたいな
川村 透[5/3 23:19] おっと、読んでみたい、でした
渦巻二三五[5/3 23:20] ありましたねー>川村さん
アンテ[5/3 23:21] 何度も読むうち引きずり込まれていく感じがしてきますね。ふぃおさんの言葉が、実感できます。
川村 透[5/3 23:21] なんか、アメリカ、の擬人化のようにも読める
川村 透[5/3 23:22] ここにはよろこびが足りない、
川村 透[5/3 23:23] おれには自在のうでがあたえられた、と   眠りやがれと 
川村 透[5/3 23:23] 王様しかいない国、なんだね
片野 晃司[5/3 23:24] 不条理なめちゃくちゃですよね。
川村 透[5/3 23:24] これからの俺は最高だ、と けれど何と言ったのか結局わかんないだね
川村 透[5/3 23:25] せめる、ということは、逃げることでもあるんだろうか。
アンテ[5/3 23:25] 確信犯的な不条理さですね。
川村 透[5/3 23:26] 一目散に逃げたいから、恐怖が攻めさせる
川村 透[5/3 23:27] 道路をわたる幼稚園児がダンプカーに見えるんだよ。びびっているのはかの国の方だ
川村 透[5/3 23:27] 戦車に乗ったあかんぼうのカウボーイ。王様ごっこをしている
Fiorina[5/3 23:27] 俺と王様は同じ人?
片野 晃司[5/3 23:27] 不条理さはイラク戦争と通じるものを感じるけど、言葉それぞれを隠喩として対応させようとすると無理があるんじゃないですか?
渦巻二三五[5/3 23:28] 「王さま」=「俺」、とは私は読まなかったのだけど。
川村 透[5/3 23:28] とびまわるすずめも、虎の恐ろしさ
Fiorina[5/3 23:29] 私はイコールと読んでました、>鳴門さん
Fiorina[5/3 23:29] 私はイコールと読んでました、>鳴門さん
川村 透[5/3 23:29] 強引な読みをしてみました
Fiorina[5/3 23:29] 又、やってしまった
川村 透[5/3 23:29] エコーのイコール
Fiorina[5/3 23:30] 時代を感じるのは確かですね
川村 透[5/3 23:30] かなり強引すぎたなぁ
川村 透[5/3 23:30] 意味をはりつけようとすると、アカンベされそうだな
片野 晃司[5/3 23:31] でも、イラク戦争のテレビを見ながら読むと、何か感じるものはありそう。そういうのは、詩の後からついてくるものかも。
川村 透[5/3 23:32] 誤読の自由はいい。誤爆はやだけど。
渦巻二三五[5/3 23:32] だって、王さまが何といったのかわからない、と言っているから<俺=王さまではない、と思ったの。
片野 晃司[5/3 23:32] うまい!>透けるさん
川村 透[5/3 23:33] いきなり他人のフリしている、みたいな感じだと思ったんだけど。突然王冠かぶってみたりの一人芝居
片野 晃司[5/3 23:33] 僕は、「王さましかいない国」なんだから、集合は王様だけなので、その中の俺は王様かな、と。
渦巻二三五[5/3 23:34] なるほど>片野さん
川村 透[5/3 23:34] ふむふむ
片野 晃司[5/3 23:35] そんな感じで。
Fiorina[5/3 23:36] 俺は童話の国に踏み込んだ人間のようでもありますね。
渦巻二三五[5/3 23:36] 王さま同士で言葉通じてないのかも。
川村 透[5/3 23:36] だんだん息切れしてきた。
渦巻二三五[5/3 23:37] さてさて、では、そろそろ次いってみますか。
Fiorina[5/3 23:37] なんと言ったかわかりません、は読者をつんぼ桟敷にする表現かも。<差別表現あり?
川村 透[5/3 23:38] ふむふむ、民話で言うところの決まり文句で終わらせる効果、みたいな
川村 透[5/3 23:39] どっとはらい
川村 透[5/3 23:39] とか。
Fiorina[5/3 23:39] そうですね
片野 晃司[5/3 23:39] 物語の結末は伝わっていません、みたいな。   さてさて。次。
川村 透[5/3 23:40] 次はいよいよアンテさんですか。
渦巻二三五[5/3 23:41] ですね。アンテさんの「ぼくがいる証拠」
渦巻二三五[5/3 23:43] 浮かばない風船なのですね。
片野 晃司[5/3 23:43] 「ずいぶん大きく膨らみましたね」というのが、どのくらいのものを想像したらよいのか悩みます。
川村 透[5/3 23:44] いとなみ、とコドク、のはなしのようです。
川村 透[5/3 23:44] 証、することの。
渦巻二三五[5/3 23:44] どのくらいの大きさを想像しますか? という心理テスト、ありそう(笑
アンテ[5/3 23:45] あー。それは、通りがかりの人が立ち止まるくらいです>風船の大きさ
片野 晃司[5/3 23:45] 直径1.3メートルくらいを想像しました。
川村 透[5/3 23:46] かなり、大きい風船
Fiorina[5/3 23:46] 良いですね、この詩。後でポイントします。
川村 透[5/3 23:46] 風船がはいつくばっているペーソス
川村 透[5/3 23:48] なにかをこしらえる、創造するいとなみの、ペーソス
片野 晃司[5/3 23:48] 萎むところが、意外とさばさばしてますね。あんまり悲しみがない。
アンテ[5/3 23:49] ぶるるるるるぅ、の1行は消したいです。きっと阪神が勝った日だったんでしょう(^^;
片野 晃司[5/3 23:50] 再編集できますよ、作品の書き込みは。
Fiorina[5/3 23:50] 風船をふくらますときって、僕がいる証拠、ですね。タイトルが好きです。
川村 透[5/3 23:50] 吸ったもの、材料を 吐いた息、自分の匂いと内臓の湿り気変えて風船をふくらませる
川村 透[5/3 23:51] くさい、といって去ってく人はいるのかな、と思ったり
川村 透[5/3 23:52] 風船をふくらませることが、不思議だと見られる
アンテ[5/3 23:52] 題名は、付けたあと、自分でびっくりでした。題名つけるの苦手で、だいたい、詩のなかの言葉をあとから拾って付けます。
川村 透[5/3 23:52] 風船の口を縛れば、人から見れば完成、で、誰かがほしがるかもしれないのに
渦巻二三五[5/3 23:53] あら、「ぶるるるるるぅ」かわいいのに。
片野 晃司[5/3 23:53] 安部公房の夢の話で、運河に沈んだ子象を通行人がみんなであれこれ言うんだけど、その小市民の反応に通じるものがある。
川村 透[5/3 23:53] ふくらませる、過程、なにか価値を見ているような
川村 透[5/3 23:54] 他人は見ているだけど、関わっていない。それでも別にいいよって。
渦巻二三五[5/3 23:55] 風船の口をしばれるくらいなら、まだふくらませそう、って思ってしまう。>川村さん
アンテ[5/3 23:55] どもです(^^>かわいいのに。
川村 透[5/3 23:56] でも悲哀は感じている。踏みつけられて、泥だらけだって。僕の内臓の湿り気はどこへ?
片野 晃司[5/3 23:56] 最後の連「いくつも」の繰り返しは、寂しい。悲しい。 そうそう、そうですよね。>透さん
川村 透[5/3 23:56] もっと素敵に大きくなれる、僕の息で
川村 透[5/3 23:57] かなしいけれど、そのかなしさこそがそんざいすることの証拠だと
川村 透[5/3 23:58] 最初は楽しくて、見ているひとにも伝わるって思う。
川村 透[5/3 23:59] 世界を吸い込んで僕の内臓の湿り気をからめて、われ、とする。われ、ても、いい。
片野 晃司[5/3 23:59] (
川村 透[5/4 0:0] 割れてもいいもの。かまわないもの、風船。
片野 晃司[5/4 0:0] (※もし、「ログインしていません」って表示が出たら、トップページに行ってログインしなおしてくださいね)
渦巻二三五[5/4 0:0] 最終連、哀しいけれど、惨めじゃないと思った。なんか、誇りが感じられるんですよねー。
川村 透[5/4 0:0] だけど、浮かんでしまう。僕は軽い。
アンテ[5/4 0:0] 膨らませはじめるときの、気持ちの純粋さ、みたいなものはたしかにありました>書いた当時
川村 透[5/4 0:1] いくつのものトライを。
川村 透[5/4 0:1] 証する、ことの誇り
川村 透[5/4 0:2] 惨めさはないね、確かに。
川村 透[5/4 0:3] くたびれた風船を見て、ヨシ、次こそはってこっそり思う。
川村 透[5/4 0:3] 求道者のような道化
川村 透[5/4 0:4] って感じでしょうか。終わり
片野 晃司[5/4 0:4] ふむふむ
Fiorina[5/4 0:5] 落っこちてました
アンテ[5/4 0:6] いつものように、「くたびれた風船」のイメージというかとらえ方を、読む側にまかせてしまってる、でもそういう書き方しかできないというのが本音。。
片野 晃司[5/4 0:7] 世間の冷たさを描いてる感じがした。
アンテ[5/4 0:7] いつものように、「くたびれた風船」のイメージというかとらえ方を、読む側にまかせてしまってる、でもそういう書き方しかできないというのが本音。。
Fiorina[5/4 0:7] 吸う前の空気と吐く息が、の3行が、挫折の実感を感じさせますね。
アンテ[5/4 0:8] あれ?2度出た。。
渦巻二三五[5/4 0:8] いつでも、これからふくらませようとする風船に無心に集中してて、だからしぼんでしまった風船は自分でも踏んづけちゃってるのかもしれない、と思えてきました。
川村 透[5/4 0:8] アンテさん的な寓話だなぁ
片野 晃司[5/4 0:8] すいません、手作りなので、いろいろ不具合が^^;
Fiorina[5/4 0:9] 挫折ではないか、失礼。
渦巻二三五[5/4 0:9] 欲のない寓話
川村 透[5/4 0:9] 謎のエコー
アンテ[5/4 0:9] あ。2度でた理由は判ってますです。「更新」を押したから>片野さん
片野 晃司[5/4 0:9] あ、ナルホド。。。
片野 晃司[5/4 0:11] (2時間経過すると自動でログアウトしちゃうのはもっと伸ばさないとなぁ。。。)
川村 透[5/4 0:11] 挫折も折り込み済み、みたいな真摯さがある
片野 晃司[5/4 0:12] ただ、挫折を世間の冷たさのせいにはできないよね。
川村 透[5/4 0:12] 自分でも踏む、なるほど、鳴門さん
アンテ[5/4 0:12] 書いている時は、風船は風船なのに、書き終わってみると、そこに寓意が存在してしまう。ううう。という感じです。
川村 透[5/4 0:13] ナチュラル寓意体質>アンテさん
渦巻二三五[5/4 0:13] 人を驚かしてやろうとか、うまいことやってやろうとか、なにかを実現させようとかじゃなくて、風船をふくらませる楽しみ・よろこびを味わってるというのがいいなぁと思います。
川村 透[5/4 0:14] グリコのおまけのように寓意のキャラメルが。
片野 晃司[5/4 0:14] あはは
アンテ[5/4 0:14] あはは>寓意体質。 書き手として寓意に気づいたのは、「泥だらけだ」のところまで言った時です。
Fiorina[5/4 0:14] 風船をふくらます、と言う表現自体は割とありふれてますね
Fiorina[5/4 0:15] でも、丁寧に読ませるものがある、と思います
アンテ[5/4 0:16] そうですね。それだけだと、たぶん詩を書こうという気持ちにはならないですね。たしか、吸う息と吐く息が、成分が違う、ということに気づいて、その瞬間、どーっと書きだした記憶が。
川村 透[5/4 0:17] 肺の森をくぐりぬける呼気
川村 透[5/4 0:17] 僕のフィトンチッド
川村 透[5/4 0:18] 息さわやか、なんだろうか?
Fiorina[5/4 0:18] わたし、割れる直前で吹くのをやめるって言うのができないとわかっているので、風船て怖かったです。
川村 透[5/4 0:18] 呼気は、個の気、個気、空気。
渦巻二三五[5/4 0:19] 成分が違う、ってとこから書いたというの、なんか納得。「薄いゴム一枚を隔てて/ふたつの気体は/互いを押し潰そうとする」も、科学的ですよね。
片野 晃司[5/4 0:19] 風船おじさんっていましたよね、昔。
川村 透[5/4 0:19] ポエバーにいけそうだなぁ。。。
川村 透[5/4 0:20] 書けるきっかけ、それは納得>アンテさん、鳴門さん
アンテ[5/4 0:20] 阪神ファンなのでそのあたりは(^^>割れる直前でやめる
片野 晃司[5/4 0:20] 「薄いゴム一枚を隔てて」というと、つい別のものを、、、、いや失礼。
渦巻二三五[5/4 0:20] Fiorinaさん、割りそう、、(笑
川村 透[5/4 0:21] てのひらの中の破滅、みたいだよなぁ、風船
Fiorina[5/4 0:22] 蚊に刺されても血が出るまで掻くし>鳴門さん(笑い)
川村 透[5/4 0:22] どうして破滅するとわかっていて息を吹き込んでしまうのか
アンテ[5/4 0:22] 2連目が妙にくどいんですよね(笑)>書くきっかけ
川村 透[5/4 0:22] どこか、気持ちよかったり
川村 透[5/4 0:23] 二連目の説明っぽさは、必要だと思う。
アンテ[5/4 0:23] どうして死ぬと判っているのに生きるのか、とおなじような感じじゃないでしょうか>破滅
渦巻二三五[5/4 0:24] おもしろいからじゃないですか?<破滅
川村 透[5/4 0:24] ふくらむ過程に、よろこびがある
渦巻二三五[5/4 0:24] うんうん。よろこびがあるから。
川村 透[5/4 0:24] 生きていることそのものが、果実、だから
片野 晃司[5/4 0:25] 最初の一瞬がちょっと固くて、それからすぅーっと入っていくところが気持ちいいんですよね
川村 透[5/4 0:25] 果実は実る。ただ実ることがうれしいから。
川村 透[5/4 0:26] もぎとられても、それはそれでかまわないんだ。
Fiorina[5/4 0:26] 一連の「地面に這いつくばる」というのは、よっぽど長い風船ですか?
片野 晃司[5/4 0:26] ひとつのドラマかも>風船
アンテ[5/4 0:26] 膨らます本人の快感と、見る側に、時差があるんですよね。風船も、人生も。。
片野 晃司[5/4 0:27] 時差もあり、温度差もあり。
川村 透[5/4 0:27] 風船を実らせたいけど飛ばしたくない、みたいなジレンマを感じる
アンテ[5/4 0:27] よっぽど大きいですよね。風船の重みで地面にはいつくばるなんて。変ですね、ポケットから取り出すの(笑)>はいつくばる
Fiorina[5/4 0:27] ぼくがいる証拠、と言う角張ったものが、風船の中にはいると丸っこくなってますね。
川村 透[5/4 0:28] ああ、証という字は四角いですねFioさん
川村 透[5/4 0:29] 正しく四角い言葉ですね
川村 透[5/4 0:29] 船はどこかに行くものなのにこの風の船は飛ばない。
Fiorina[5/4 0:29] うん
片野 晃司[5/4 0:30] 3作品で一杯一杯ですねぇ。
川村 透[5/4 0:30] 湿り気のある呼気をこめた自分の分身を離したくないのかも
渦巻二三五[5/4 0:30] 形のない息が風船に吹き込まれてそこにあった(過去形)という、そういう「証拠」<しぼんだ風船
Fiorina[5/4 0:31] まとめましたね
川村 透[5/4 0:31] 証するとそれは過去になる
渦巻二三五[5/4 0:31] あー、もう〇時半ですねー。
川村 透[5/4 0:31] つかれたね。
渦巻二三五[5/4 0:31] そろそろ終わりましょうか。
川村 透[5/4 0:31] 指でしゃべりすぎたかな。
片野 晃司[5/4 0:32] ですね。アップはどうしますか?僕がやりましょうか。
Fiorina[5/4 0:32] お疲れ様でした。久しぶりで楽しかったです。
渦巻二三五[5/4 0:32] あ、はい。お願いします。片野さん。
片野 晃司[5/4 0:32] 了解です^^
川村 透[5/4 0:32] ふらふら。
すゞ[5/4 0:32] おつかれさまー
川村 透[5/4 0:32] 以降、雑談?
渦巻二三五[5/4 0:33] おつかれさまでしたー。たのしかったです。
アンテ[5/4 0:33] ありがとうございました〜。
川村 透[5/4 0:33] おつかれさまでした、ALL


散文(批評随筆小説等) リアルタイム会議室ログ5月3日(土) Copyright 片野晃司 2003-05-04 00:40:07
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