懺悔せる信徒
jesusmihiomnia

私のこころは、
かなしいステンドグラスです。

光を見つめると、
存在が焼き尽くされてしまう。
それで暗く、
てらてらした青や赤をとおして、
光のかたちを舐めるのです。

それなのに、
はらわたの中の正義が
存在を内側から焼き焦がす。

正義の火が魂をしゃぶり尽くす。

そうして私の崩れかけた小さな教会は、
今日も血を流します。
それがかなしいステンドグラスの、
青いろや赤いろというわけです。



自由詩 懺悔せる信徒 Copyright jesusmihiomnia 2007-05-31 21:56:35
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