人間は思春期を迎える前に、
否が応にも"性"が到来して
再びぐちゃぐちゃになってしまう前に、
一度、完成する。
と言ったのは、
明恵（みょうえ）とかゆう
鎌倉時代の偉い坊さんだったか。

文学に限らず、ある側面で子供の終焉を
描いている作品はじつに沢山あるが、
個人的にはとりわけ楳図かずおの
「わたしは真悟」がダントツだ。

それはさておき、
やる気レスで無気力な時。
どうにも心に風が吹かなくなってしまった時。
そんな時は"グーニーズ"だ。
そう決めている。

http://www.youtube.com/watch?v=npeiSmX5Djs

何もかもが愚かしく思える、莫迦々々しい子供時代。

"グーニーズ"の毒を
全身にもろに浴びてしまった幼い少年は、
それから十数年たった今でもその毒素が抜け切らずに
現在に至る。