温泉宿
曠野


温泉宿はがらんとしていた

白く濁った湯が注ぎ続ける

昼に聞いた滝の音

湯気の向こうに

千切った半紙のような月


未詩・独白 温泉宿 Copyright 曠野 2007-05-25 00:22:16
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五 行 詩