ランドセル
ICE

窮屈な暗室、限りの空が、
多い積もる微生物で埋まる。
ごちゃごちゃと、澄んで視得ないのはその為、
ではないと知っていて。

折り重ねた宿題は、
ノートと共に凡そ捨ててしまい。
セピア色に、ラメ混じりの悪趣味。

180、62、103、15
8、57、261、34

繋がっている底無しの海と共有する氷山に、
知らないいのち。
どうか宝石箱の、リアルな夢を見させて。
その時、交換します、
あかとあか、あおとあお。


自由詩 ランドセル Copyright ICE 2007-05-22 21:09:18
notebook Home 戻る