幻想
森下 流華

寂しい夜には

君の好きな曲を聴く

すると 思い出すんだ


必ず 君がそばにいて

必ず 一緒に笑い合って

必ず まだ見たことのない

地平線の先について 語り合う

毎日が楽しかった あの頃


地平線なんか見なければ

明日も君と一緒だった

越えたあの日から

あの日々は  もう戻らない







自由詩 幻想 Copyright 森下 流華 2007-05-21 21:54:50
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