春と歩む
紀茉莉



夜の太陽のささやきに
歩く足いがいの神経をあずけて
どこにも触れることのない言葉をこぼす
互いに目のうちを知る
いずれにしても、いまわかりあうのは傷ばかりの
滞りの季節
ながれくるものだけがひるまず
未来へかけていく




携帯写真+詩 春と歩む Copyright 紀茉莉 2007-05-18 13:03:01
notebook Home 戻る
この文書は以下の文書グループに登録されています。
竹久夢二をよむ